彼女の夫 【番外編】あり
肌を重ねることそのものは、それほど難しいことじゃない。
様々な出会いがあって、その延長上にその行為がある。
ただ。
そこにどういう感情を置いて触れ合うかで、当然意味合いが変わってくる。
「・・は・・ぁ・・・・ぁ・・・・ん」
俺の首に、背中に、手を回す彼女は、今いったいどんな想いを抱いているのだろうか。
俺は、この行為の先にある未来のようなものを見たい気持ちと、できれば、彼女とふたりだから得ることのできる、官能の波を感じてみたいと思っていた。
「蒼・・いいか・・?」
彼女の視線が、俺を受け入れた。
少しずつ少しずつ、身体を繋げていく。
「あぁ・・あ・・・・いっ」
「ん、痛い?」
「ちが・・・・いぃ・・」
身悶えする彼女に、グッと押し入る。
あぁ・・これは。
身体の中心から、痺れるような感覚が伝わってくる。
じっとしていられず、ゆるゆると動く俺の動きに彼女の身体と声がシンクロしている。
「蒼、明日仕事にならないかもしれないぞ」
「・・それでも、いい・・も・・っと」
「煽るなよ・・。どうなっても知らないから」
はぁ───、と深く息を吐き動きを早めていく。
「玲・・生・・・・あぁっ」
そこからは、ただひたすらにふたりの熱を混ぜ合わせた。
こんなふうに、心を通わせて誰かと抱き合ったことがあっただろうかと何度も思いながら、時間が許すまで彼女とベッドにいた。
様々な出会いがあって、その延長上にその行為がある。
ただ。
そこにどういう感情を置いて触れ合うかで、当然意味合いが変わってくる。
「・・は・・ぁ・・・・ぁ・・・・ん」
俺の首に、背中に、手を回す彼女は、今いったいどんな想いを抱いているのだろうか。
俺は、この行為の先にある未来のようなものを見たい気持ちと、できれば、彼女とふたりだから得ることのできる、官能の波を感じてみたいと思っていた。
「蒼・・いいか・・?」
彼女の視線が、俺を受け入れた。
少しずつ少しずつ、身体を繋げていく。
「あぁ・・あ・・・・いっ」
「ん、痛い?」
「ちが・・・・いぃ・・」
身悶えする彼女に、グッと押し入る。
あぁ・・これは。
身体の中心から、痺れるような感覚が伝わってくる。
じっとしていられず、ゆるゆると動く俺の動きに彼女の身体と声がシンクロしている。
「蒼、明日仕事にならないかもしれないぞ」
「・・それでも、いい・・も・・っと」
「煽るなよ・・。どうなっても知らないから」
はぁ───、と深く息を吐き動きを早めていく。
「玲・・生・・・・あぁっ」
そこからは、ただひたすらにふたりの熱を混ぜ合わせた。
こんなふうに、心を通わせて誰かと抱き合ったことがあっただろうかと何度も思いながら、時間が許すまで彼女とベッドにいた。