大嫌いなキミに愛をささやく日
「病院の前に、俺を一人にさせてくれ。そして頭を冷やさせて……」
「??」
熱が出てるから、こんな感じなの?
あれは放っておいて大丈夫なの……?
心配していると、煌人は深呼吸を数回した後。
「よし」と自分の頬をパンと叩いた。
「おい、凛」
「え。なに?」
「勘違いすんなよ。俺が凛を守るんだからな」
「ん?」
「……はぁ」
理解できなくて、頭をコテンと倒す。
すると、盛大に大きなため息をつかれた。
え、なんで。
「さっき……お前が俺を守るって言っただろ。
けど、ダメだ。それは俺が許さない。
俺に凜を守らせろ」
「っ!」
「あの日、あの駅で誓ったからな」
「??」
熱が出てるから、こんな感じなの?
あれは放っておいて大丈夫なの……?
心配していると、煌人は深呼吸を数回した後。
「よし」と自分の頬をパンと叩いた。
「おい、凛」
「え。なに?」
「勘違いすんなよ。俺が凛を守るんだからな」
「ん?」
「……はぁ」
理解できなくて、頭をコテンと倒す。
すると、盛大に大きなため息をつかれた。
え、なんで。
「さっき……お前が俺を守るって言っただろ。
けど、ダメだ。それは俺が許さない。
俺に凜を守らせろ」
「っ!」
「あの日、あの駅で誓ったからな」