嘘つきはだぁれ
さき「ふぁ〜。ねむ」
未来「おっはよーう!まぁた、そんな眠そうな顔して!」
朝のみいはいつもテンションが高い。
というよりかは私が低すぎてそう感じるのかも。
さき「しょーがないでしょ、低血圧気味だから寝覚めが悪いんだもん」
未来「さきは昔からだね〜」
そう私達は小学校からの親友だから11年?位の付き合いになる。
みいは昨日のNステに出てたらしい推しのアイドルの話を熱弁してるけど正直ほとんど睡魔のせいで頭に入ってこない。
はぁ。
いつもと変わらない日常。
あ〜あなんか楽しい事があればまだテンションが上がるのに。
さき「今日も退屈だな〜余計に眠くなる」
未来「あ〜!ひどいぃ〜せっかく菊田風雅君のかっこいいダンスと圧倒的歌唱力の話してたのに!!」
さき「聞きすぎてこれ軽い洗脳だよ」
未来「これで君も菊田信者だ〜ぐへへ」
まぁ、こんないつもと変わらない日常が好きなんだけどね。
ードサッ
音と共に黒い物体が空から私達の目の前に落ちた。
足元に目をやるとそれはカラスの死体だった。
さき「ツッ...!!」
未来「きゃあ!」
かなりの高さから落ちてきたのか、みいの靴にはカラスの血液が飛び散った。
みいの方を見るとみいは半泣きの目で私に助けを求めていた。
さき「と、とりあえずもう学校が近いから急いで洗いに行こう」
未来「うん..グスッ...」
最悪だ。
いや1番最悪なのはみいの方だ。
私でもあれはかなり精神的にくる場面だったのに怖がりなみいからしてみればトラウマものだろう。
しかも靴に血液まで...。
たまたま運が悪かっただけなんだろうけどこれはキツすぎる。
てか不吉だし。
早く洗ってあげないとだな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さき「みい大丈夫?ほら、靴はすぐに洗えたから変なシミとかは残ってなさそう。けど、さすがに嫌よね。よし!休みの日に靴一緒に買いに行こうか!」
未来「うん、ありがどおおお。さきが居てよかったああああ。あんなの1人だったら私絶対泣いて何もできなかったもん」
いや、今も泣いて何もしてないけどね!!
ってツッコミたくなったけど今はみいの事を考えて慰めてあげよう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
教室に入ると皆がざわついてる。
さき「おはよー。麗華〜えっと皆どうしたの?」
麗華「おはよ。あっ、ちょっと2人ともカラスの死体見なかった?」
さき「えっ?」
未来「見たっていうか空から降ってきて...。思い出しただけでも泣いちゃいそう...。」
麗華は難しそうな顔をして黙り込んだ。
さき「えっ、てか、なんで知ってるの?見てた、訳ではなさそうよね。周り誰もいなかったし。」
麗華「うん、それがさウチらも学校来る途中で同じ事が起きて、その話をしてたらなんかここに今いるクラスメート皆そうらしーんだわ」
それで皆がざわついていたらしい。
さすがに冗談かなって思ったけど私達が今日起きた出来事を知ってる訳ないし冗談でもなさそう。
だとしたら気持ち悪すぎる。
さき「皆って...」
そうさすがにそれはありえない話だ。
私達の目の前に落ちてきたカラスの死体だって死ぬまでにそんな出来事に出会える事なんかほとんどない確率だろうし。
カラスの死体を見ただけならまだしも空から降ってとなるとその場で死んで落ちたことになる。
それがクラスメートほぼ全員だなんて。
麗華「他のクラスの子らとか先輩とかは何もなかったらしーよ。気持ち悪くね。」
未来「おっはよーう!まぁた、そんな眠そうな顔して!」
朝のみいはいつもテンションが高い。
というよりかは私が低すぎてそう感じるのかも。
さき「しょーがないでしょ、低血圧気味だから寝覚めが悪いんだもん」
未来「さきは昔からだね〜」
そう私達は小学校からの親友だから11年?位の付き合いになる。
みいは昨日のNステに出てたらしい推しのアイドルの話を熱弁してるけど正直ほとんど睡魔のせいで頭に入ってこない。
はぁ。
いつもと変わらない日常。
あ〜あなんか楽しい事があればまだテンションが上がるのに。
さき「今日も退屈だな〜余計に眠くなる」
未来「あ〜!ひどいぃ〜せっかく菊田風雅君のかっこいいダンスと圧倒的歌唱力の話してたのに!!」
さき「聞きすぎてこれ軽い洗脳だよ」
未来「これで君も菊田信者だ〜ぐへへ」
まぁ、こんないつもと変わらない日常が好きなんだけどね。
ードサッ
音と共に黒い物体が空から私達の目の前に落ちた。
足元に目をやるとそれはカラスの死体だった。
さき「ツッ...!!」
未来「きゃあ!」
かなりの高さから落ちてきたのか、みいの靴にはカラスの血液が飛び散った。
みいの方を見るとみいは半泣きの目で私に助けを求めていた。
さき「と、とりあえずもう学校が近いから急いで洗いに行こう」
未来「うん..グスッ...」
最悪だ。
いや1番最悪なのはみいの方だ。
私でもあれはかなり精神的にくる場面だったのに怖がりなみいからしてみればトラウマものだろう。
しかも靴に血液まで...。
たまたま運が悪かっただけなんだろうけどこれはキツすぎる。
てか不吉だし。
早く洗ってあげないとだな。
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さき「みい大丈夫?ほら、靴はすぐに洗えたから変なシミとかは残ってなさそう。けど、さすがに嫌よね。よし!休みの日に靴一緒に買いに行こうか!」
未来「うん、ありがどおおお。さきが居てよかったああああ。あんなの1人だったら私絶対泣いて何もできなかったもん」
いや、今も泣いて何もしてないけどね!!
ってツッコミたくなったけど今はみいの事を考えて慰めてあげよう。
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教室に入ると皆がざわついてる。
さき「おはよー。麗華〜えっと皆どうしたの?」
麗華「おはよ。あっ、ちょっと2人ともカラスの死体見なかった?」
さき「えっ?」
未来「見たっていうか空から降ってきて...。思い出しただけでも泣いちゃいそう...。」
麗華は難しそうな顔をして黙り込んだ。
さき「えっ、てか、なんで知ってるの?見てた、訳ではなさそうよね。周り誰もいなかったし。」
麗華「うん、それがさウチらも学校来る途中で同じ事が起きて、その話をしてたらなんかここに今いるクラスメート皆そうらしーんだわ」
それで皆がざわついていたらしい。
さすがに冗談かなって思ったけど私達が今日起きた出来事を知ってる訳ないし冗談でもなさそう。
だとしたら気持ち悪すぎる。
さき「皆って...」
そうさすがにそれはありえない話だ。
私達の目の前に落ちてきたカラスの死体だって死ぬまでにそんな出来事に出会える事なんかほとんどない確率だろうし。
カラスの死体を見ただけならまだしも空から降ってとなるとその場で死んで落ちたことになる。
それがクラスメートほぼ全員だなんて。
麗華「他のクラスの子らとか先輩とかは何もなかったらしーよ。気持ち悪くね。」