オレンジ服のヒーローは全力で彼女を守りたい
朝7時半すぎ——
翔太くんは当番日で8時半から出勤のはずだ。
いつもならそろそろ弁当を取りに来る時間なのに、今日は来ないな。
『今日はお弁当いらないの?』なんて言い方はおこがましいと思い、『大丈夫?』とメッセージを送ってみたけど返事は来ない。
寝坊しているんだろうか。
しばし逡巡した末、弁当の入ったバッグを持って部屋を出た。
インターホンを押したけど、やはり反応はない。
昨夜私が寝る前に音が聞こえたから、部屋にいるはずだと思うんだけど…
もしかしたら過労で倒れているんだろうか。
何気なくレバーハンドルを下げたら、あっさりとドアが開いた。
もしかして強盗に入られて刺されていたり…?
「翔太くん…?」
こわごわ声をかけたけど返事はない。
翔太くんは当番日で8時半から出勤のはずだ。
いつもならそろそろ弁当を取りに来る時間なのに、今日は来ないな。
『今日はお弁当いらないの?』なんて言い方はおこがましいと思い、『大丈夫?』とメッセージを送ってみたけど返事は来ない。
寝坊しているんだろうか。
しばし逡巡した末、弁当の入ったバッグを持って部屋を出た。
インターホンを押したけど、やはり反応はない。
昨夜私が寝る前に音が聞こえたから、部屋にいるはずだと思うんだけど…
もしかしたら過労で倒れているんだろうか。
何気なくレバーハンドルを下げたら、あっさりとドアが開いた。
もしかして強盗に入られて刺されていたり…?
「翔太くん…?」
こわごわ声をかけたけど返事はない。