イケメンドクター今世も梅香の君にめぐりあいて再び愛す
 
 光琉はびっくりした。

 「何言ってんだよ?篠川君とは二つしか違わないんだろ?」

 「それは。しょうがないよ、幼馴染みで昔からなんとなく好きだったんだもん。元々は年上がいいの。ファザコン気味だから」

 「……」

 「先生こそ、どうして私?」

 「知るか!お前だと思ってアプリ選んだわけないだろうが。偶然だよ、偶然……」

 「偶然ねえ。そんなことあるんですね。私達よっぽど相性がいいんじゃないでしょうか。数字的には」
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