イケメンドクター今世も梅香の君にめぐりあいて再び愛す
「で、告白されたって訳?先生も面白い人なのね」
「そうだよ。普段は貴公子みたいに猫かぶってるけど、結構悪魔だし、ちょっと子供みたいで可愛いところもあるんだよ、おじさんなのに……」
「紫ったら。おじさんはないでしょ?」
「えー、私とひとまわり違うんだからおじさんでしょ?」
「そのおじさんと、結局どうしたの?」
お母さんは意地の悪い笑みを浮かべて聞く。
「だからその……本当は親戚だし、おじさんだし、先生は大好きだけど対象外だと思ってたのに、アプリでマッチングされたり、好きだとか言われたりして……」