イケメンドクター今世も梅香の君にめぐりあいて再び愛す
「……違います!」
「かーわいい。もったいないな。君、可愛いのに。あんなおじさんやめて、俺にしない?」
「先生こそ、少しは女性を大切にしたらどうですか?」
「いつも大切にしてるじゃないか」
「そうじゃなくて、ひとりの女性を大切にするべきです」
「たくさんの女性を大切にしているよ.心配ご無用。君も大切にされてみる?」
私は呆れて口もきけない。
「ま、いいや。気が向いたらいつでもどうぞ」
そう言うと、大部屋へ入っていった。私はとにかく付いていく。