イケメンドクター今世も梅香の君にめぐりあいて再び愛す

 「え?どういうことですか?何故院長が関係あるんです?」

 「……詳しくは院長から聞いてちょうだい。じゃあ私はここで」

 そう言うと、看護師長はいなくなってしまった。

 思い切って、院長室をノックする。

 「どうぞ」
 院長の低い声が聞こえた。

 「失礼します」
 私は思いきって院長室へ入った。

 「細川さん。待ってましたよ、どうぞ」

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