イケメンドクター今世も梅香の君にめぐりあいて再び愛す
 
 私はどうしたらモテモテに?まったく身に覚えがありませんけど。
 確かに奥様はモテモテだったでしょうけどね。

 「ふふふ。大きな目がくるくるして可愛いわ」

 「お言葉ですが、私はまーったくモテません。叔母様とは全く作りが違います。叔母様はホントにお綺麗です。光ってます」

 二人は目を見合わせて笑い出した。

 「はーはは。面白い子だね。これは楽しい。こんな子が姪なんて最高だよ。そうだ、息子にもそのうち紹介するからね。今日はちょっと用事があっていないんだけど……」

 すると、叔母様は静かに目線を下に落とした。
 ん?どういうこと?仲が悪いのかな。そうだよね、年近いとか言ってたような。義理の母だもんね。色々あるのかもしれない。

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