私と君と苦い恋のチョコレート
そして迎えた高校の入学式。
私も結愛も無事合格。
私たちは晴れて今日から高校生になった。
「まつり!早くクラス表見に行こう!」
元気に飛び跳ねる結愛に手を引かれ、私も自分のクラスを確認した。
「私は…1組か。結愛は?」
「えぇ!まつりと離れちゃった!私3組ー!」
「大丈夫だってーいつでも会えるよ」
落ち込む結愛をよしよしと撫でながらもう一度クラス表を見た。
(あ…上野くんの名前がある)
1組の名簿に彼の名前があるのを見て私は知らぬ間に口元を綻ばせた。
それに気付いた結愛がニコニコして「良かったねまつり!」と、笑いかけた。
私も微笑み返して「そろそろ教室行こっか」と結愛に声を掛けた。
私も結愛も無事合格。
私たちは晴れて今日から高校生になった。
「まつり!早くクラス表見に行こう!」
元気に飛び跳ねる結愛に手を引かれ、私も自分のクラスを確認した。
「私は…1組か。結愛は?」
「えぇ!まつりと離れちゃった!私3組ー!」
「大丈夫だってーいつでも会えるよ」
落ち込む結愛をよしよしと撫でながらもう一度クラス表を見た。
(あ…上野くんの名前がある)
1組の名簿に彼の名前があるのを見て私は知らぬ間に口元を綻ばせた。
それに気付いた結愛がニコニコして「良かったねまつり!」と、笑いかけた。
私も微笑み返して「そろそろ教室行こっか」と結愛に声を掛けた。