離婚を決意したはずが、スパダリ社長の独占愛によって離してはくれません!



「今日は、掃除でもしよーかな」


 私は、入籍前に四年ほど働いていた会社を退職した。リゾートゆうきの子会社だったため、辞めるのは問題なく辞めれた。だが急に辞めてしまったのは申し訳なく思っている。
 でも、南都さんは東條自動車会社の社長だしその妻の私が働くのは体裁が悪いとお義母様に言われてしまったらそうするしかなかった。


「まずは洗濯しないと」


 私は頭の中で今からやることを計画すると、まず洗濯物を洗濯機に入れて固形洗剤をポンと投げ入れるとスタートボタンを押す。
 洗濯機が動き出すのを確認すると、お風呂掃除を始めた。お風呂掃除が終われば、そこから掃除道具を出して家の掃除を始めた。

 家は、一階と二階がありとても広い。両方が終わる頃には半日が終わってしまうのだけど、暇だから掃除は時間を潰すのにちょうどいいのだ。


< 32 / 71 >

この作品をシェア

pagetop