離婚を決意したはずが、スパダリ社長の独占愛によって離してはくれません!




「ごめんな、光寿。帰ってきたら、先方に連絡する。そしたらすぐにお見合いをしよう」

「はい。お父様、お母様お気をつけて」


 お父様の出張に伴って、お母様もプチ旅行だと一緒に行ってしまった。お土産をたくさん持って帰るからと言って……だけど。
 その日の翌日。両親は無惨な姿になって戻ってきた――帰らぬ人となってしまったのだ。




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