離婚を決意したはずが、スパダリ社長の独占愛によって離してはくれません!


 ***


 俺は、寝室から出ると彼女が以前美味しいと言ってくれたフレンチトーストを作るために卵液を作りその中にパンを浸した。数分浸してからフライパンを温めてバターを溶かす。
 そこに卵液を浸けていたパンをフライパンへ入れて焼き色がつくまで焼く。


「南都さん、シャワー浴びてもいいですか?」

「あぁ。行っておいで。その間に、できるからね」

「うん、ありがとう」


 彼女が浴室へと行っている間に、フレンチトーストを二人分焼き上げてお皿に盛ると粉砂糖を塗していくと光寿ちゃんが戻ってきたのでバニラのアイスをアイスクリームディッシャーで掬うとフレンチトーストに乗せた。


「光寿ちゃん、ハチミツかけてもいい?」

「えっ、あ、はい! 大丈夫です」

「了解」


 俺はハチミツをかけるとフォークとナイフを並べて配膳をした。

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