感想ノート
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わさび京 2023/07/16 01:21
ってことはあれじゃないか京ちゃん。この奈落で今年のありえねえ暑さの夏は乗り越えるってこと……(?)
だとしたらすげえですよ、意味わからなすぎて←
でも不思議と理人も季節感に対する違和感はなくて。それくらい理人自身ものめり込んでいるので、命を吹き込んでるってことですね。さすがに着物が擦れる感覚はありませんでしたが(((
伏線はわりと立てていると思いますので、ここまでお付き合いくださった読者様は「とうとうか…」って感じだったんじゃないかなと。
朱花の気持ちも分かるし、尚晴の気持ちも分かる。それぞれの立場で見ると、そのキャラクターになれる。そんな物語になっていたら嬉しいです。
いよいよ終盤です。これから彼らがどうなるのか、お楽しみに✨
いつも感想ありがとう。
理人作者からの返信 2023/07/16 21:26
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ふっかぁ……深すぎて語彙力とんでいきました。なんかずっとドラマを観ているというか、それともまた違うんですけど、目の前で映像がぶわっと再生されてるような感じです。
今回は特に「生」と「死」が隣り合わせですね。見廻組のみんなが必死に未来と希望を繋いで、それを背負って生き抜く二人。荒れ狂う時代のなかで、奈落の果てで、互いが互いの幸せを見つけられたらいいなと思います。それがたとえ重なっていなくても、いつかバラバラになってしまったとしても、それまでの思い出は消えることはない。確実に迎える死の間際でふと思い出すような、そんな関係性であってほしいと思いました。
でもできることなら共に人生を歩んで、生涯を終えてほしいです。
なのに「お家に帰りたい」かぁ…。それは朱花ちゃんが成長したからこその、尚晴に対する想いとか、状況に対するやるせなさとか、そういうものが分かるようになったんだなと感慨深くもなってしまいます。
正直、先がまったく読めません。どっちに転ぶか分からないです。単純なお涙頂戴の小説は理人作品ではありません。だからこそ、全力待機で完結に向けてともに走ろうと思います。私も走ることだけはやめません。
追記(雑談)
リヒティーは知っていますでしょうか。理人教の如月って奴が、作家プロフィールが変わるごとに毎度スクショをしていることを……(わりと出会って序盤から)🙄🙄
プロフィールの言葉が大好きで、変わってないかなーとついつい覗いちゃいます^ ^如月深紅 2023/07/14 23:31
そっすねえ。理人としても小説じゃなく、映画やドラマみたいな作品をと思って執筆しているので、そう言ってもらえてめちゃくちゃ嬉しいです。
文だとしても情景が浮かぶような、読んでいっても飽きない、退屈しない、そんなものにしたくて。
そして今回の更新で「尚晴」という名前を間違えることはないだろうと(笑)
このシーンを書きたいがための名前でもあったので、いいか尚(なお)晴(は)れるんだぞ←
ふはははは、ちょっとドヤ顔で書いてた理人でした。如月ちゃんともなれば気づいてくれたと信じて()
朱花はわりと周りをしっかり見ている子でもあると思っていて、1度言われたことは忘れなかったり洞察力に優れていたり、そこも特殊な性質の特徴だったらいいなと。だからこその「帰りたい」だと思いますね。この作品は読者様の捉え方でエンドが変わる物語にもしますので、ひとりひとりのストーリーをどうぞ作ってください。
その通りです。単純なお涙頂戴には絶対にさせません。容赦なく残酷で、現実を突きつけて、そのあとで残ったものが本物だと思わせてみせます。
変わらず完結までついてきてやってください。
雑談(誤魔化しもしねえのが理人)
うお、すげえな如月って奴マジか😳()
スクショ……してもご利益はありませんけども、よしよしいい感じに染まってるな良い子だ😇
えっ、待ってそれって定期的に変えてくれっていうリクエストすか…??←
とりあえず如月ちゃんにスクショされてることを意識しながらそのままにしとくね(性格)
理人作者からの返信 2023/07/15 18:57
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佐々木さん、正直言ってお話の中盤くらいから二推しが佐々木さんでした。面を被った人だと早之助も佐々木さん自身も言っていましたが、そういう面では土方副長とも共通点があるなぁと。
朱花ちゃんが来てから、彼の冷たい部分は溶かされて、太陽のようなお面は本当の顔に近づいたようでした。守るために着けた仮面の優しさと、直接触れる優しさと、どちらにも魅せられた人物でした。
土方さん来たじゃん……もう、この展開は悲しくも熱い……。
これからの事を願う佐々木さんの言葉の美しさは最上級でした。朱花ちゃんが朱花ちゃんの身体でよかった、それは何にも変えられない誇るべきものでみんなをずっと生かす頼りのような。すごく朱花ちゃんに聞いていてほしい言葉です。
この物語の軸には勝者と敗者が挙げられますが、ここでの勝ち負けの基準が両者共に違うことが見どころ(?)ですね。
ニュアンスが少し違うけどメリーバッドエンドのような……違うけど。生を終えるその時に、自身の誠が貫けるならそれが自分の勝利だし、生き残った周りの人も「そう」であったなら、全てが終わったときに「幸せだった」と言える勝者になるんですよね。
正直理人さんの描く物語に、私としては思い入れの無い人物がそうそう居ないんですよね😂理人さんも知っての通り、京はサブキャラがツボにはまる生態系なもので、サブだからこそ生きるというのは身に染みて分かります。この矛盾、誰か止めてくれ……😵💫でもきっと誰にもとめられるものでも無いので、私はこの苦しみと一生一緒に生きて行きます。理人さんの描く物語のサブキャラが居れば私は生きて行けます。わさび京 2023/07/12 13:09
個人的には只三郎の最後が大優勝でした。理人も朱花へと願う彼の思いが大好きというか、心震えましたね。
浅葱色シリーズでの近藤さんもそうですが、彼らの共通点は最期の最後になって言葉として「親」と出すんですよね。
それまでは言葉にしないので、きっとあえて梓や朱花自身に気づかせる、そういったものを無意識か意識的にしているんだと思います。
そうですね。この物語はメリーバッドエンドだと思います。裏を返せば捉え方次第でどうにでもなるので、読者様それぞれでエンドが違うような、そこも魅力的な作品になりそうです。
ただ、必ず見廻組は、新撰組は、尚晴は朱花は「勝ち」ます。それだけは約束します。
はっはっはっ、京ちゃんはほんとにマニアックなとこあるもんなあ(笑)
サブキャラというより、まあ理人としても登場人物全員が主人公だと胸を張って言えるくらいの濃さにしてあるので、だからこそ京ちゃんの思いも爆発していくというループがあるのかもしれないっすねえ。
とりあえず、斎藤の嫁編は書かねえ(((
幕末ストーリーは浅葱色と奈落で終了予定なので、もし次に時代ものがあったとしたなら、たぶん理人の場合は戦国時代か大正メトロあたりに行くと思います。
だとしても確実に面白い作品にしてみせますよ。書くかは分からねえけどな←
とのことで、引き続きよろしく頼みます。
理人作者からの返信 2023/07/13 21:37
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かっ、かっ、桂ぁぁぁぁぁぁぁぁ泣泣
私の桂が、桂がぁっ!
桂を愛していた蓮ですから、相当心臓抉られました。
でも、「浅葱色」の「約束」っていう単語が出てきたこと、敗者が未来を作っていくということ、っていう流れが私を驚かせました。。。
鳥肌もんですこれは。息が止まるかと思いました。
武士の誠があすかであること、っていうのは戦に勝つということよりも、愛を持って味方を守ることが大切ってことなのかなって考えちゃいました。
歴史シリーズは、沖田総司が大好きだったので、登場したときは最初の一言ですぐに、あっ沖田だ!って気づきました笑
もう何書けばいいかわかんなくなってきたので、終わります笑笑
みんなの望んだラストになることを願ってアーメン蓮REN 2023/07/11 13:27
ああああああ……、そうだ、蓮さんの推しだったな、桂……、お前は最後まで格好いい奴だったな……。
そうですね、新撰組のときと同じで、歴史を知ってる理人からすれば彼らは「敗者」であることが分かっている執筆ですので、勝ち負けという勝敗に執着してたらメンタル的にもあかんな…ってのは根本にあるんです。
じゃあ、なら、だとしたら敗者だとしても敗者にはならない、そんなものをどう見つけていくかってことなんですよね。それは絶対的なもののために最後まで戦い抜くこと、なにかを信じ抜くこと、それだけで報われる何かがあるんじゃないかって。
ただ、必ず見廻組は「勝ち」ます。それだけは約束する最後にしてみせます。
沖田さんに気づいてもらえて感謝です✨
個人的には理人は土方さんがすっきなので、土方と朱花が関わるシーンも書きたかったのですが、沖田さんになりました()
ぜひぜひ今後の展開、息が止まらない程度に注目してくれたらなと思います…!完結までよろしく頼むっ!!
理人作者からの返信 2023/07/11 17:54
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お言葉に甘えてまた分けてしまいました。
景秀が朱花ちゃんのことを知っている、聞いたことがあるという状況を想像してみたら小雪ちゃんに真っ直ぐできっとそんなに気にとめていなかったのかな……?それはそれで良いな……。
イメージソング早速聴きました!
どちらも、物凄く良かった……。一番の宝物は私も聞いたことがありました!理人さんの中の朱花ちゃんはあんなふうな考えを持っていて、みんなを思っていて、これから先もそんな思いを抱いていくのだと思うと喉の奥が締まる感じがしました。あえてここで歌詞は出しませんが、あの少し幼い感じの中にある少し大人な考え方が、まさに朱花ちゃん。語り継ぐことは聞いたすぐの頃は皆の色んな人からの目線なのかなと思っていたのですが、尚晴の目線だと思うと、また見方が変わってきますね。わさび京 2023/07/09 21:54
確かに沖田と早乃助は似ているし、理人も似たタイプだなと思います。
ただ、沖田が梓へと抱いた気持ちと、早乃助が朱花へと抱いた気持ちは、ある意味で正反対ということです。愛という面では同じかもしれませんが、単純に、シンプルに、言葉では表現できない部分を理人としては伝えたかった、それだけです。
そして斎藤さんを早乃助と絡ませたのも、もちろんそういうことです。斎藤一は生きる、だからこそ早乃助との約束にもなった。なにより見廻組と新撰組、そこの溝も繋ぐシーンになったんじゃなかなと。最初から決めていました。
ちなみに京ちゃんリクエストの斎藤さんのお嫁さん編。……たぶんね京ちゃん、斎藤一という人はサブだからこそ生きるキャラクターなんじゃないかと思うんだ。メインにしてしまうと、彼を通してなにを伝えたいのかって部分が理人の中になかなか思い浮かばなくて。
だからこそ浅葱色の番外編でも、チラッと登場させて爆弾発言だけを置いていく。あとは読者様の想像に任せる。彼の場合はそうすることで出来上がっていくキャラクターだと思うんです理人は。
だからこそ、かっこいい。なので斎藤さんメインは……書かない、かな…。すまねえ()
ただそれほど強く気になってくださるキャラクターにできたことは、理人としてはめちゃくちゃ嬉しいです。ありがとう。
長くなってしまってごめんなさい。
引き続き、よろしくお願いします✨
理人作者からの返信 2023/07/10 00:18
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見廻組にとって朱花ちゃんは風みたいな女の子だと思いました。この子が通るだけで、周りの空気が変わって、時にはその人の根元まで見せてくれて、そしてみんなに色々なものをもたらす。それが修羅場なのか、はたまた新しい感情なのか。それは色々あるけれど、やっぱりとても大きな存在であるということ……。
なんというかそういう意味では、「時には風になって、花になって」とも通ずるものがありますね。
それから早之助の最後、最初に傷を負った時は俺はただあいつらを守っただけで、勝敗なんて関係ないってそう思ってると思っていたんです。でも斎藤さんが来てから、悔しいとその口から言葉が放たれて、敗者になることが悔しいのか、勝敗なんて関係なくここで息絶えてしまうことが悔しいのか、どちらにせよ悔しいと思ってくれたことが私にとって嬉しいことで、きっと彼の母にとっても嬉しいことなのではないかと思いました。もちろん、自分の誠を貫いたという点で悔しいなんて思わなかった方が嬉しかったかなと思うところもありますが……。
彼が愛を自覚したこと、初めての女の子への贈り物だったことを知れたこと、見廻組に居たいと思うようになったこと、そこへ帰らなきゃと思うようになったこと、とても嬉しい章です。
あと実は、早之助って沖田さんに似てますよね、ちょっとだけ。前々から勝手に重ねてみていたんですが、理人さんの言うように鯉の池の前でのシーンでもかなり重なりました。
そしてここで生きろよと言われて本当に生きる斎藤さん。熱い。ここにきてやっとリクエストというかちょっと期待してしまう所がありまして、斎藤さんのお嫁さん編というか、詳細とてつもなく気になるんです……。理人さんが思い描いた斎藤さん編なら絶対に私好きなんですもう断言出来る。ただ無理に書いて欲しいわけでは無いのであまり気にしないでください🤣わさび京 2023/07/09 21:53
そうですねえ。この作品、というより、物語って結局は読者様それぞれの視点があって、感じ方捉え方があって、作者だからと言って「そうじゃないぜ」って言うのも不正解だと理人は思っているんです。
なので京ちゃんが感じたように見てくださればなと思います。
桂早乃助という男。最後、「悔しい」とこぼした意味。これもそれぞれが感じるように受け取ることが正しいんじゃないかと。死ぬことに対する悔しい、負けることに対する悔しい、彼は変わっていく世の中に対して恐怖を感じていた人間ですので、そこに対する悔しいもあったかもしれない。
斎藤一というライバルのような存在に看取られる悔しさも。
ただここで理人が「これだけは」と言っておきたい点が2つだけあって、1つは本当の本当に最後、「佐々木さんのところに行かなくちゃ」「母さんのところに」と言いながら息を引き取ったと思います。
このシーン、伝わるかな…と皆様への期待を込めています。このセリフを言っているとき、すでに彼は半分は意識が無かったと思います。それ前までは、自分の最後がこの形で誇らしげで、満足だと言っている感じでしたが、最期の最後で「まだ生きたい」と無意識に思っているシーンが、このセリフなんです。
理人はもう、なんか、泣きながら書いていました。無意識が本心だと、理人は他作品でも表現していたと思います。もちろんそれまでの彼の思想も本当でしょうけど、最後に母親を思い浮かべる。これがもう彼も普通の青年なんだなと、言葉で表現するのが難しいですが、理人は自分自身で書いてて、ただただ苦しかったです。
なにか少しのニュアンスだけでも伝わっていたら嬉しい。
そしてもう1つは、桂が朱花に対して抱く気持ちに関してです。草履を渡した行動を、「朱花のことを女の子として見ているから、女の子に贈り物をあげたい男」として見てやって欲しくないんですね理人としては。そんな軽いものじゃないって言い方もあれですけど、“恋”にして欲しくなくて。
尚晴どうこうと言うより、早乃助という人間の、もっと大きな愛なんです。だから彼自身もそこはきちんと否定したんだと思います。
もし京ちゃんやその他の読者様のなかでの期待を裏切るような説明になってしまったなら、本当に申し訳ないです。
2枚目いきます。作者からの返信 2023/07/10 00:18
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沖田さんもここに来るのか、話してくれてありがとう朱花ちゃんと。
本人たち同士にとってはきっとすごく大きな出来事ではなかったのでしょうが、一言二言話すだけでも、何故か報われた気がするんですよね。そこで一読者である私がこの人は報われたって決めつけるのは失礼な気がするんですが、不思議だなぁ。でも人と人の繋がりが暖かいってことかな。
書くことがいっぱいあります。大変だ。
毎度毎度まとまらない感想で読み解いて頂いて申し訳ないです。足りない分はまた私の分野で伝えられたらなと思います。
それからちょっと疑問なのですが、もしかしたら景秀と朱花ちゃんはどこかで会ってたり……しないか。なんとなく思っただけなんですけど、なんか名前だけふわっと聞いてたりするのかもな、なんて。
次々拾われていく伏線とセリフが苦しくもありだからこそ楽しみです。
わくわく待機中です。
また感想わかれてしまいました💦次回から千字以内に収める努力をしたいと思います。わさび京 2023/07/08 21:56
いいんです。全然問題ありません。まとまらなくて大丈夫だよ京ちゃん。ただ感じたことを書きなぐってくれるだけで、理人としては嬉しいです。
今回は一見すると、朱花と尚晴を離脱させることができて、戦から離れさせることができて安心する形に見えたかもですが、実際はそうではないんですよね。
もうこれしかなかった、最終手段を下すしかなかった、あとは託すしかなかった。それが負けている旧幕府軍側の現実だと考えると、やるせなさのほうが理人は大きかったです。新撰組、見廻組も揃っていても無理なのかと。
沖田と朱花にも接点ができましたね。浅葱色sideで見ると、沖田はきっと朱花にあの子を重ねて見ているんじゃないかなと。梓に「僕と一緒に来る?」なんて言ったのも、この大坂城の鯉がいる池の前ですからね。いろんな部分で思い出すんじゃないかな。
只三郎の言葉、早乃助の言葉、その意味。今回の節で全部を解き明かします。そして彼らのすべてを書き上げたいと思います。理人があえて説明しなかった部分や、あえて表現しなかった部分には、そうしない意味をちゃんと持って執筆しておりますので、そこも深く見てくれたらなと。
そして景秀と朱花の接点についてですが、実はこちらはもう理人のなかで決まっています。朱花が徳川から出た頃にはすでに景秀は徳川を出て、小雪とも別れたあとですので、朱花は彼の認識はしていません。が、景秀はしているんじゃないでしょうか。
そしてもし、万が一、この作品が完結して続編を書く機会があったなら、それこそ理人はきっと朱花という女の子の正体を解明してゆく物語を書くと思いますので、そこで景秀は徳川家の重要参考人として登場するでしょうね。
……という、ストーリーだけは思い浮かんでいます。ただ、この物語の続きは書かない可能性のほうが大きいです。今回は本編完結だと思います。それで十分なくらい、詰め込むつもりです。
ちなみに今回のイメージソングである『元ちとせ/語り継ぐこと』は尚晴sideとして置いていますが、ぜひ『Lia/一番の宝物』という曲をセットで聴いてみてください。こちらは朱花sideとして理人の作業用BGMに使用させていただいております。
次の更新、確実に泣かせます。
理人作者からの返信 2023/07/08 22:56
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今回の感想はちょっと、私のこの足りない言葉じゃ伝えきれないと思いました。それだけ多くのものを拾いました。あったかいな。ほんと、話の中じゃ真冬なのに、寒いなんて思わなかったんです。1ミリも。川に落ちた時も、ずっと。
ねえ、私の目に良くないです。
「風邪はもう治ったかい?」
目が熱いですし喉の奥も苦しくなって、あぁもう、ここでそれは最高です。
そしてそれに応える朱花ちゃん。強くなったし、只三郎は冷たく優しくあったかくなった。早之助はずっと朱花ちゃんに振り回されてくれて、それも悪くないなんてきっと思うようになってただろうし。
君が望めば私たちはどこへだって行くって、もうこれは早之助や尚晴並の激重感情だし、もしその言葉を言った時の考え方が浅葱色の約束と同じだったとしたら、約束のなかで確かにここに生きているってことで、望めばいつでもってことはつまりお前の中に生きてるんだって思えて。髪の毛一緒に切ってくれちゃう只三郎も好きだし、関係性は良くなかったけど、真摯に人に向き合える人で、不器用では無いけど器用なのかなどうなんだろう。私にはまだまだ不思議で深く掘り下げたい人物です。
只三郎……早之助……その時が来るのはやっぱり突然で必然……。今更になって人物像を調べましたが、史実の只三郎も格好の良い漢だぜ……。早之助は全然出てこなくて悲しかった。
でもやっぱり早之助は狡いやつだ、分かってた、お前がかっこいいことなんてずっと前からわかってたよ……。最高だよ。わさび京 2023/07/08 21:55
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ああ😭😭
表紙の台詞は彼のものだったのですね……😭気づいた瞬間、感動の鳥肌と涙が止まりませんでした。てっきり尚晴の台詞とばかり思っていたので…。
朱花ちゃんに感情が芽生えていって確実に成長している。それは見廻組のあたたかさがあってこそなんだなと。同じ時代に梓ちゃんも小雪ちゃんも朱花ちゃんも、みんなが愛を受けながら生きているんだと思うと、本当に嬉しくて…。
今までの時代ものの中でダントツに苦しいです。途中で読むのを止めてしまいそうになるくらいめちゃめちゃ苦しくて、とくに坂本龍馬さん暗殺や切腹のシーンは心苦しかったです。
物語も終盤、見廻組から抜けた二人がどんな結末を迎えるのか。
私最近、もう一度最初から読み返しているのですが、はじめの朱花ちゃんはこんなにも世界を知らなかったんだと驚きました。確実に成長しているのがわかります。佐々木さんや早之助の人としての強さが響いて、もう涙腺がおかしなことになってます。
最後まで一緒に駆け抜けたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
追記
めっっっっちゃ久しぶりな気がする…!
長らくお待たせしましたっ!!!(待っててほしい)
如月🍀如月深紅 2023/07/07 21:03
追い出すしかないっていうのも辛い選択ですよね。あとはもう尚晴に任せるしかないからこそ、只三郎が震える声で届けた最後のセリフ。「生き抜け、生き抜け」って、理人もここはすごくいろんな視点から考えて苦しかったです。
坂本龍馬暗殺シーンも、理人らしさを取り入れつつ、できる限り忠実に表現致しました。シャモ鍋だったり、最初は酔っぱらっていて理解していない本人だったり、小さな場面ひとつひとつを不気味に、かつ無様で、その時代らしさもあり、なんとも言えない気持ちにさせたくて。
切腹シーンも、武士というものはそこまで堅苦しくなくちゃ駄目なのか?と読者様が思ってしまうほどのシーンにしたくて。けれど実際は、そこまで堅苦しかったらしいですね。それが武士なんだと。
朱花は最初は裸で外を平気で出歩いてしまう女の子でしたからね。一人称も俺やら僕やら、言葉の使い方も賭けのように使い、本当にとんでもない子だったと思います。ただ、やっぱり成長している。それは見廻組が教えたというよりは、彼女が自分の目で見て体験し、実感したことが本物になっているとも思うので、今後の朱花の動きだったりセリフだったりに注目してやってください。
彼女を見ていて「…人間らしいな」と感じてくださったなら、理人の策略通りです。
次の更新からはもっと苦しいシーンになります。ただもう、彼らの生き様であり人生を書ききるつもりで本領発揮です。
浅葱色シリーズを執筆していた当初と比べると、理人自身も成長を自分で感じられて嬉しいところもあります。
こちらこそ最後まで理人と一緒に駆け抜けてやってください。頼むぞ如月ちゃん。
追伸
待ってたに決まってんだろ。おせえよ(((
理人作者からの返信 2023/07/07 22:06
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今回の更新大好きです。
新選組が出てきたことも、彼らが見廻組に先に行けと言ったことも、あぁ土方さんだなあと思いつつ、そういえばこの頃にはもう土方さんや新選組にとって梓ちゃんは相当大きな存在だったんだということを外からの視点で実感できたのも。
そして、私いつも冷静だったり、静かだったりおちゃらけていたり、普段と違う様子で誰かが怒鳴るシーン大好きなんですけど、今回はそれが沢山あって大満足です。佐々木さんも然り、早之助も当然撃ち抜かれました。すぐにパッと切り替える所、頭の中でアニメみたいに再生されたようでした。
理人さんの時代物では京は、その人物達の全盛期のような所がやっぱり好きなんですけど、でも一番好きなのは衰えていくその過程の辛い辛い苦しいシーンで、今までの全てをその人が全力で見て、聞いて感じで過ごして来たからこそ溢れて零れるようなその人物の言葉なんですよね。むしろそこを読むために京もこの作品を生きるような感覚で見ている感じがします。
ちょっと落ち着いて考えるとつまり全部が好きってことになるんですけど、でも辛い苦しい悲しいシーンだからこそのその人の根っこが見えるシーンがやっぱり大好きです。正直この先読むのも辛いシーンがまだ多くあると思いますが、同じだけ、もしくはそれ以上に楽しみにしています。
皆の根っこが見れるといいな👀わさび京 2023/07/06 20:48
そうなんですよね。わりとセリフひとつひとつに浅葱色シリーズのことを絡ませているので、深く読んで欲しいなと思います✨
とうとう朱花を狙ってくる人物たちが来て、プラスそこに戦の世が交差していく。全員がそれぞれ生き急いでいるだろうし、目に見えない焦りや不安を感じているはずで。それでも朱花を守ることが、彼らにとっての唯一にもなるんじゃないかなと。
ここからですね。本当に、ここから階段のように崩れていきます。そして彼らは「敗者なのか」ということですよね。歴史通りとして見れば、幕府側である見廻組は敗者です。ただ、今回の「勝利」とは、どんな意味を持っているのかという部分です。
そこを深く描いていきます。それぞれが抱える思いも、託していく思いも、過ぎゆく時間の残酷さ、戦のやるせなさ、別れ、すべてを詰め込みたいと思っています。
ちなみに今回の物語で理人の推しは断トツで只三郎です。彼には彼にしかない非道さと温かさがあると思っていて、今回の更新でそれが強く出せたんじゃないかなと。
ということで、また✨
理人作者からの返信 2023/07/07 14:28
理人さん、今私クーラーつけて涼しい部屋でタンクトップで読んでたんです。なのに小屋に入ったシーンくらいからずっと長袖着てるみたいな感覚で、なんて言っていいのか本当に全く分からないんですけど、こんなに実感して温かいような感覚は初めてだったかもしれない……。そして何となく着物が擦れるような感覚さえあった気がしています。あれ、京がのめり込み過ぎたのかな。
待っていましたこの回も。もはや待ってない更新なんてないんですけど、お家に帰りたいってセリフを始めに見てからずっと絶対こういうことになる時が来るって分かってたけど、まだ大丈夫だろうなんて思ったりしていましたが、来てしまったし来てくれた。
それから、まだそんな顔で笑ってくれるのかって尚晴が言うじゃないですか。それがもう、お前の名前じゃないかってこのセリフが本編に来たら言おうと思ってたんですけど、でも笑ってくれるのは朱花で。うん何言ってるかもう自分でもあんまりわからなくなってきましたけど。でも毎回、楽しい回の更新の時も変換で尚晴れる尚晴って書きながらちょっと泣きそうになってました🤣
そうかー、死罪か。でもこれだけ逃げて人を相手して来ればそうなってしまいますよね。かなりずっしりと来る現実を突きつけられて終わりましたが、見廻組が、朱花ちゃんが、尚晴が、「勝者」である結末へどう繋がるのか、すごく楽しみです。
既にご存知かと思いますが、次の時代物もきっと私はハマります。
これからも何卒よろしくお願い致します。🙏