見つけたダイヤは最後の恋~溺愛は永遠の恋人だけ~
それから…
ケンとカイにラーメン屋経由で駅まで送ってもらった俺達は、空港行きの快速に乗り込んだ。
荷物を置いて座り、ふぅ…と息をつき、ペットボトルのお茶をごくごくと喉に流し込む。
ラーメンのスープ、飲みすぎたかな。でも、おやっさんのスープの味、好きなんだよな。ま、たまにはいーよな。
「それにしても…そのユキさんて困った人だね…。園田さんにも今度お礼しないとね」
「そうだな、礼はもちろんな。それにしても…カイとケンもそうだけど、味方がいてくれるのはマジでありがたいよな」
「ほんとにね。でもそれは伊織の人柄だよね、人望が厚いのは」
「ぶはっ!あ、ごめん。乃愛がケンとカイと同じこと言うからつい」
「そうなの?でも私達じゃなくても、きっとみんな伊織の人望だって言うよ?ふふっ」
そんな事を可愛い顔で言われたらさ。
「…抱き締めたいんだけど」
乃愛の耳元で囁く。
「ふふっ、帰ったらね」
あ…笑顔であっさりNoと返された…
「…じゃあ我慢する。…でもマジで何もなきゃいいけど……何か…何か…ヤな予感しかない……はぁ」
「でも私は伊織のこと信じてるよ。ふふっ」
「…乃愛…やっぱ今抱き締めたい…」
もう一度、乃愛の耳元で囁いて、ふぅ…と耳に息を吹きかけてみる。
するとビクン!と赤い顔で反応はしたけど…
「だっだめだよ?帰ったら。ね?」
とやはりNoだったから。
「…ん……わかった」
抱き締めるのは帰ったら。
だから。
ちゅっ
「…キスはだめって言われてないから…」
と、吐息混じりで耳元で囁いた。
「もぉ…」
って赤くなる乃愛が無性に可愛くてさ。
俺、無垢な乃愛が羞恥に悶えるのが好きなんだよなー。
マジでたまらないんだもん。
でも…マジで何もなきゃいいけどな…
ケンとカイにラーメン屋経由で駅まで送ってもらった俺達は、空港行きの快速に乗り込んだ。
荷物を置いて座り、ふぅ…と息をつき、ペットボトルのお茶をごくごくと喉に流し込む。
ラーメンのスープ、飲みすぎたかな。でも、おやっさんのスープの味、好きなんだよな。ま、たまにはいーよな。
「それにしても…そのユキさんて困った人だね…。園田さんにも今度お礼しないとね」
「そうだな、礼はもちろんな。それにしても…カイとケンもそうだけど、味方がいてくれるのはマジでありがたいよな」
「ほんとにね。でもそれは伊織の人柄だよね、人望が厚いのは」
「ぶはっ!あ、ごめん。乃愛がケンとカイと同じこと言うからつい」
「そうなの?でも私達じゃなくても、きっとみんな伊織の人望だって言うよ?ふふっ」
そんな事を可愛い顔で言われたらさ。
「…抱き締めたいんだけど」
乃愛の耳元で囁く。
「ふふっ、帰ったらね」
あ…笑顔であっさりNoと返された…
「…じゃあ我慢する。…でもマジで何もなきゃいいけど……何か…何か…ヤな予感しかない……はぁ」
「でも私は伊織のこと信じてるよ。ふふっ」
「…乃愛…やっぱ今抱き締めたい…」
もう一度、乃愛の耳元で囁いて、ふぅ…と耳に息を吹きかけてみる。
するとビクン!と赤い顔で反応はしたけど…
「だっだめだよ?帰ったら。ね?」
とやはりNoだったから。
「…ん……わかった」
抱き締めるのは帰ったら。
だから。
ちゅっ
「…キスはだめって言われてないから…」
と、吐息混じりで耳元で囁いた。
「もぉ…」
って赤くなる乃愛が無性に可愛くてさ。
俺、無垢な乃愛が羞恥に悶えるのが好きなんだよなー。
マジでたまらないんだもん。
でも…マジで何もなきゃいいけどな…