見つけたダイヤは最後の恋~溺愛は永遠の恋人だけ~
ニューヨークで愛を再確認
さぁ、ニューヨークへ
11月の半ば、乃愛と俺はフロリダのオーランドを発ち、ニューヨークのジョン・F・ケネディ空港に降り立った。
こっちに来るのは下旬辺りになる予定だったが、視察先の都合でスケジュールに穴が空いてしまい、いきなり一週間近い休暇ができてしまったため、先にニューヨークに行くことにした。
幸い公佳達の都合も良かったから助かった。
「……何か寒いな…」
「前に地図で見たけど、オーランドとニューヨークって、沖縄と青森くらいの緯度だった気がする。そう考えたら…そりゃあ気候も違うよね…」
「つーか、どこに行ったらいいんだ?まぁ迷子になったらその辺のスタッフに聞けばいーか」
「ふふっ、そうだね。あっ、迷子の呼び出ししてもらって、公佳さん達に来てもらう?」
「そしたら乃愛の名前で呼んでもらおっと」
「えっ、そこは伊織でしょ!?」
「やだよー、恥ずかしいもん、俺」
「私も恥ずかしいよ!」
なんて肘で小突きあいながら歩く幸せにニヤニヤする。
こっちに来るのは下旬辺りになる予定だったが、視察先の都合でスケジュールに穴が空いてしまい、いきなり一週間近い休暇ができてしまったため、先にニューヨークに行くことにした。
幸い公佳達の都合も良かったから助かった。
「……何か寒いな…」
「前に地図で見たけど、オーランドとニューヨークって、沖縄と青森くらいの緯度だった気がする。そう考えたら…そりゃあ気候も違うよね…」
「つーか、どこに行ったらいいんだ?まぁ迷子になったらその辺のスタッフに聞けばいーか」
「ふふっ、そうだね。あっ、迷子の呼び出ししてもらって、公佳さん達に来てもらう?」
「そしたら乃愛の名前で呼んでもらおっと」
「えっ、そこは伊織でしょ!?」
「やだよー、恥ずかしいもん、俺」
「私も恥ずかしいよ!」
なんて肘で小突きあいながら歩く幸せにニヤニヤする。