さくらの記憶
「かんぱーい!」
その日の夕食。
ウッドデッキで4人はお茶で乾杯する。
「はあー、夢が、また1つ夢が叶うぞ!ひ孫を抱っこ出来るなんてー」
「本当に。私もまさかそんな日がくるとは。ああ、天国のおじいさん。どうかさくらと赤ちゃんを守ってね」
祖父も祖母も、興奮冷めやらぬ様子でまくし立てる。
「さくらちゃん、いいか、安静にな。家事とか一切しなくていいんじゃからな」
「そうよ、さくら。私が全部やるからね。それに、何かあったらいつでも言ってね」
「ありがとう!おじいさんもおばあちゃんも。とっても心強いわ」
さくらも満面の笑みで頷いた。
「それで、予定日は?いつ頃なの?」
「4月の上旬だって」
「そうか!それなら、あの桜が咲き始める頃じゃな。いやー、楽しみじゃあ」
飲んでいるのがお茶にも関わらず、4人は幸せな気分に酔いしれていた。
その日の夕食。
ウッドデッキで4人はお茶で乾杯する。
「はあー、夢が、また1つ夢が叶うぞ!ひ孫を抱っこ出来るなんてー」
「本当に。私もまさかそんな日がくるとは。ああ、天国のおじいさん。どうかさくらと赤ちゃんを守ってね」
祖父も祖母も、興奮冷めやらぬ様子でまくし立てる。
「さくらちゃん、いいか、安静にな。家事とか一切しなくていいんじゃからな」
「そうよ、さくら。私が全部やるからね。それに、何かあったらいつでも言ってね」
「ありがとう!おじいさんもおばあちゃんも。とっても心強いわ」
さくらも満面の笑みで頷いた。
「それで、予定日は?いつ頃なの?」
「4月の上旬だって」
「そうか!それなら、あの桜が咲き始める頃じゃな。いやー、楽しみじゃあ」
飲んでいるのがお茶にも関わらず、4人は幸せな気分に酔いしれていた。