さくらの記憶
「タオルはこれを使って。濡れた服は洗濯機に入れて、このボタンを押せば乾燥まで出来るから」
さくらは、コクリと頷く。
「それとこれ、君の荷物だと思う。着替えも入ってるんじゃないかな?」
木のそばにうずくまっていた時に、さくらの横にあったスポーツバッグだった。
さくらは、ぼんやりとした表情で受け取る。
じゃあ、ごゆっくり、と言ってから、北斗はバスルームを出た。
そして小さくため息をつく。
(…どういうことだ?なぜさくらはここに?それに記憶も…)
「北斗、こっちへ」
どうやら同じ疑問を持ったらしい祖父に呼ばれて、リビングに入る。
さくらは、コクリと頷く。
「それとこれ、君の荷物だと思う。着替えも入ってるんじゃないかな?」
木のそばにうずくまっていた時に、さくらの横にあったスポーツバッグだった。
さくらは、ぼんやりとした表情で受け取る。
じゃあ、ごゆっくり、と言ってから、北斗はバスルームを出た。
そして小さくため息をつく。
(…どういうことだ?なぜさくらはここに?それに記憶も…)
「北斗、こっちへ」
どうやら同じ疑問を持ったらしい祖父に呼ばれて、リビングに入る。