私の人生を変えてくれた人 3 後編
病院
結局香音は起きないまま1週間が過ぎた
「香音~元気~」
また俺は香音のところへ来ていた
中へ入ると寝ている香音がいた
「香音……」
なぁ香音……いつ起きてくれるの…?
起きて…くれるんだよな……?
「香音…待ってるからな」
そう言って頭を撫でた
これが最近の日課になってる
香音に触れて……生きてることを感じたかった
香音にも……俺が来ていることも感じてくれればいいなと思ったからだ