私の人生を変えてくれた人 3 後編
「………………………食べたい」
「ん?」
「………………雄斗の作ったご飯………食べたい」
「香音…………無理してない?」
「してないって言えば嘘になるけど……………雄斗のご飯が食べたいって言うのは本当だよ」
「本当か?」
「雄斗………何か作ってくれる?
全部食べれるかは分からないけど……………雄斗の作ったご飯なら食べたい」
「…………分かった
美味しいの作るな!」
「ありがと!」
「おう!
ちょっとだけ待っててな
今から作るから………………その間、勉強してるか?」