私の人生を変えてくれた人 3 後編
そして料理が完成した
「香音ー、出来たよー!」
あれ?
聞こえなかったのかな?
俺はキッチンから出てリビングへ行った
「香音?」
そこにはシャーペンを持ったまま寝ている香音がいた
香音…………やっぱり相当疲れてるんだよな……
こんな姿勢で寝てたら………体が痛くなっちゃうよ………
俺は香音を抱き上げた
ビクッ
抱き上げたと同時に香音の体が動いた
「香音…?
起きた?」
「雄斗………あれ?
私………ん?」