私の人生を変えてくれた人 3 後編
俺は側にいてやることしか出来なかった
いくら覚悟していたとはいえ………やっぱり辛いよな………
しばらくその時間が続いた
しばらくして
「下山先生……すみません…」
「気にするな……泣きたい時に泣けばいいんだよ
迷惑とか思ってないから」
「下山先生………」
「まだ………決まったわけじゃないからさ……香音を…信じて待とう?」
「そう……ですね
香音は……生きてますよね…!」
「あぁ……俺は信じてる
香音は強い子だから………」
「俺も……信じてます」