私の人生を変えてくれた人 3 後編
「身元の確認はできてますので…………大丈夫ですか…?」
「…………はい」
俺の返事を聞いた後、顔にかかっていた白い布をとった
「それでは失礼します」
冷たい台の上に横になっていたのは…………香音だった………
「香音………香音……!
あぁぁぁぁ……!」
俺は泣き崩れた
何で…………何でだよ………!
香音……どうして………どうしてお前は………………
もっと………自分を大切にしろよ………
お前に………そう言ったじゃん…………
どうしてだよ…!