私の人生を変えてくれた人 3 後編
「そんなことないですよ
大切だったなら………そう思うのが自然ですよ」
「高梨先生………」
「下山先生は教師を続けるべきです
香音さんも………それを望んでいるはずですから……」
「でも………」
「少し休んでください
そうしたら自分が何をすべきなのか、きっと見えてくるはずですから」
「…………………分かりました
少し休んで……考えます」
「そうしましょう!
俺で良ければいつでも相談してください!」
「………ありがとうございます」
そしてこの日はすぐに家に帰った