私の人生を変えてくれた人 3 後編

「そんなことないですよ
 大切だったなら………そう思うのが自然ですよ」

「高梨先生………」

「下山先生は教師を続けるべきです
 香音さんも………それを望んでいるはずですから……」

「でも………」

「少し休んでください
 そうしたら自分が何をすべきなのか、きっと見えてくるはずですから」

「…………………分かりました
 少し休んで……考えます」

「そうしましょう!
 俺で良ければいつでも相談してください!」

「………ありがとうございます」





そしてこの日はすぐに家に帰った










 
< 597 / 607 >

この作品をシェア

pagetop