超ポジティブな委員長の桂木くん (短)
「陽乃一花さんが揃った1年1組が見たい、と」
「……」
1年1組は私が在籍するクラス。だから……それって、つまり……
私の不登校を解消したいと願ってる人がいるって。そういう事?
「誰か分からない人が、そう投書したから……桂木くんは私に世話を焼いてくれるの?」
「目安箱を設置したのは僕ですしね。それに、僕も前々から一花さんの事が気になっていたんです」
「学級委員だから、正義感が働いて……って事?」
やっぱ皆で仲良く!だろ!!
みんな揃って1年1組だよな!?
みたいな。
ああいう「みなぎる闘志」みたいな感情が、桂木くんにもある……というわけ?
すると桂木くんは「まさか」と首を振った。
「別に学級委員だから、ではないですよ」
「……」
1年1組は私が在籍するクラス。だから……それって、つまり……
私の不登校を解消したいと願ってる人がいるって。そういう事?
「誰か分からない人が、そう投書したから……桂木くんは私に世話を焼いてくれるの?」
「目安箱を設置したのは僕ですしね。それに、僕も前々から一花さんの事が気になっていたんです」
「学級委員だから、正義感が働いて……って事?」
やっぱ皆で仲良く!だろ!!
みんな揃って1年1組だよな!?
みたいな。
ああいう「みなぎる闘志」みたいな感情が、桂木くんにもある……というわけ?
すると桂木くんは「まさか」と首を振った。
「別に学級委員だから、ではないですよ」