超ポジティブな委員長の桂木くん (短)
「え?今、なんて」
「! いえ、何でもありません。カタツムリが止まっていたので取っていただけです」
「か、カタツムリ!?」
それは嫌すぎる!!だって絶対ベタベタしてるじゃん!
公園の水飲み場で髪を洗おうと、急いでその場を去る私。桂木くんは、終始バタバタした私の後ろ姿を、呆然と見つめていた。
そして、
「まぁ、短いのも似合いますけど」
なんて意味深な事を言って、私の帰りを待つ。
そして、しばらくした後――二本のお茶を持って、私はビニールシートに戻って来た。
「桂木くん、ウソついたね?カタツムリなんていなかったよ!」
「おや、そうなんですか?僕が見る景色には全てにフィルターがかかって、目がぼやけてよく見えないんです」
「それ視力が落ちてるだけだから眼科に行って!」
「! いえ、何でもありません。カタツムリが止まっていたので取っていただけです」
「か、カタツムリ!?」
それは嫌すぎる!!だって絶対ベタベタしてるじゃん!
公園の水飲み場で髪を洗おうと、急いでその場を去る私。桂木くんは、終始バタバタした私の後ろ姿を、呆然と見つめていた。
そして、
「まぁ、短いのも似合いますけど」
なんて意味深な事を言って、私の帰りを待つ。
そして、しばらくした後――二本のお茶を持って、私はビニールシートに戻って来た。
「桂木くん、ウソついたね?カタツムリなんていなかったよ!」
「おや、そうなんですか?僕が見る景色には全てにフィルターがかかって、目がぼやけてよく見えないんです」
「それ視力が落ちてるだけだから眼科に行って!」