超ポジティブな委員長の桂木くん (短)
「はぁ、すみません。生き返りました」
「どうして瀕死の状態に……?」
「一花さんが僕の事を知らないという事実にショックを隠せなくて……。危うく気を失うところでした」
「(まさかのショック死寸前!?)」
勝手に部屋に上がられて、ここを事件現場にされても困るんですけど!?
倒れるなら家の外で――と思い、なんとか早く帰るように促す。
「それで、委員長がどうして私の家に?」
「あぁ、そうでした。こちらのお品物をお届けに参りました」
「(急に宅配のピザ屋みたいな話し方になったな……)」
委員長の手にあったのは、大きな袋。その袋にたくさんのプリントが雑に重ねられ、ギュウギュウに詰め込まれていた。
「……ありがとう」
「どうして瀕死の状態に……?」
「一花さんが僕の事を知らないという事実にショックを隠せなくて……。危うく気を失うところでした」
「(まさかのショック死寸前!?)」
勝手に部屋に上がられて、ここを事件現場にされても困るんですけど!?
倒れるなら家の外で――と思い、なんとか早く帰るように促す。
「それで、委員長がどうして私の家に?」
「あぁ、そうでした。こちらのお品物をお届けに参りました」
「(急に宅配のピザ屋みたいな話し方になったな……)」
委員長の手にあったのは、大きな袋。その袋にたくさんのプリントが雑に重ねられ、ギュウギュウに詰め込まれていた。
「……ありがとう」