気になる彼はドクターヘリに乗る救急医

 小学生の時、私が怪我をして泣き叫んでいた。

 でも、洋介くんは何もできなくて……

 自分では何も出来なかった悔しい思いがあって、今の氏家先生がいる。


 くじけそうになったら、何度もあの手紙を読み返していた。

 ボロボロになった手紙は、今でもお守りとして大事にしてくれてる。



 私が入院してるあいだ、幼少のころから今まで、ずっと好きだった気持ちを先生に伝えた。

 忙しい人だから、これが最後のチャンスかもしれない。


 私が年齢イコール彼氏いない歴だと伝えたら、笑ってた。

 先生も同じなんだって。

 勉強と仕事ばかりしていたから、彼女はできなかったみたい。




 退院が決まった日に、先生は私の気持ちを受け入れてくれた。






 それから1年後……



 私と洋介くんは結婚して

 幸せな夫婦生活を過ごしてる……







 ~ fin ~


< 68 / 68 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:65

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

ひさしぶりに再会した幼なじみが総長様だったなんて聞いてません

総文字数/31,859

恋愛(キケン・ダーク)77ページ

表紙を見る
表紙を見る
表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop