転生した双子アイドルは伯爵令嬢に恋をする ~一途な恋の音色~
双子アイドル
1
広い会場に鳴り響く歓声。
数えきれないほどのペンライト。
そして眩しいスポットライトを浴びて、一番目立つステージの中央にいる王子様風の衣装を纏ったふたりがファンの皆の顔や姿を見ながら笑顔で手を振る。
『キャー!!』『琉生ー!!』『琉翔ー!』
《今日は僕達『クスフォードツインズ』のコンサートに来てくれてありがとうございました!》
《僕達が結成5周年を迎えられたのは、いつも皆が応援してくれているからです!》
《僕達の子猫ちゃん達のおかげだよ!》
『琉生ー!』『愛してるー!』
《次のツアーでもまた君に会いたいな!大好きだよ!》
『琉翔ー!!』『キャアアアー!!』
《これからも『クスフォードツインズ』をよろしくお願いいたします!》
『キャー!!』
《では最後の曲「Dance」…… 》
今、旬のアイドル一卵性双子の兄弟ユニット『クスフォードツインズ』。
サラサラの黒髪に切れ長で優しそうな瞳、スラリとした長身でスタイル抜群。
世の中の女性をキュンとさせる甘い言葉をキラキラした笑顔でサラリと言ってくれる、そっくりな顔の王子様達。
そして、ファンの女の子達を子猫ちゃんと呼ぶ。
王子様達だからこそ様になるのである。
耳に響く甘い声で歌い、人々を魅了するダンステクニック。
それもまた『クスフォードツインズ』の魅力だ。
双子の唯一の違いは兄である琉生には左の目尻にホクロがあり、弟の琉翔には右手の甲にホクロがあること。
基本は笑顔のふたりだが、ある写真が話題にもなった。
少し大人びた目線の琉翔がホクロがある手を顎に添えてポージングしながら琉生の肩に頭を寄せ、流し目をしている琉生と並んでいる写真だ。
ふたりの大人っぽい表情や、綺麗な指先に、手の甲のホクロと目元のホクロがセクシーだと女性達を悶えさせ、ファンがさらに増えた。
そんな人気絶頂の双子王子様のコンサートは今日も女性達の心を熱くさせた。
「琉生君、琉翔くん!長いツアーお疲れさまでした!もうそろそろ準備できた?送って行きますよ」
担当マネージャーが楽屋に迎えに来た。
「お疲れさまです!もうすぐ準備できます!」
「お疲れさまです!もうすぐ準備できます!」
「あら、ふふふ。また被ってるわよ。双子ってすごいわ」
琉生と琉翔はいつものことなので気にしないで帰り支度をした。
先に支度が終わった琉生に声を掛けられた。
「琉翔、行くよー!」
「あ、待って!」
携帯をポケットに入れ楽屋を出て琉生を追いかける。
スタッフの方々に挨拶をしながら車の駐車場へ向かった。
車に乗り込むと多忙の双子アイドル達はコンサートの話をしたあと、疲れのために次第にウトウトし始めた。
「眠くなってきた…」
「着いたら起こしてください…」
双子アイドル達はしばらく眠りついてしまった。
しばらくのあいだ……。
数えきれないほどのペンライト。
そして眩しいスポットライトを浴びて、一番目立つステージの中央にいる王子様風の衣装を纏ったふたりがファンの皆の顔や姿を見ながら笑顔で手を振る。
『キャー!!』『琉生ー!!』『琉翔ー!』
《今日は僕達『クスフォードツインズ』のコンサートに来てくれてありがとうございました!》
《僕達が結成5周年を迎えられたのは、いつも皆が応援してくれているからです!》
《僕達の子猫ちゃん達のおかげだよ!》
『琉生ー!』『愛してるー!』
《次のツアーでもまた君に会いたいな!大好きだよ!》
『琉翔ー!!』『キャアアアー!!』
《これからも『クスフォードツインズ』をよろしくお願いいたします!》
『キャー!!』
《では最後の曲「Dance」…… 》
今、旬のアイドル一卵性双子の兄弟ユニット『クスフォードツインズ』。
サラサラの黒髪に切れ長で優しそうな瞳、スラリとした長身でスタイル抜群。
世の中の女性をキュンとさせる甘い言葉をキラキラした笑顔でサラリと言ってくれる、そっくりな顔の王子様達。
そして、ファンの女の子達を子猫ちゃんと呼ぶ。
王子様達だからこそ様になるのである。
耳に響く甘い声で歌い、人々を魅了するダンステクニック。
それもまた『クスフォードツインズ』の魅力だ。
双子の唯一の違いは兄である琉生には左の目尻にホクロがあり、弟の琉翔には右手の甲にホクロがあること。
基本は笑顔のふたりだが、ある写真が話題にもなった。
少し大人びた目線の琉翔がホクロがある手を顎に添えてポージングしながら琉生の肩に頭を寄せ、流し目をしている琉生と並んでいる写真だ。
ふたりの大人っぽい表情や、綺麗な指先に、手の甲のホクロと目元のホクロがセクシーだと女性達を悶えさせ、ファンがさらに増えた。
そんな人気絶頂の双子王子様のコンサートは今日も女性達の心を熱くさせた。
「琉生君、琉翔くん!長いツアーお疲れさまでした!もうそろそろ準備できた?送って行きますよ」
担当マネージャーが楽屋に迎えに来た。
「お疲れさまです!もうすぐ準備できます!」
「お疲れさまです!もうすぐ準備できます!」
「あら、ふふふ。また被ってるわよ。双子ってすごいわ」
琉生と琉翔はいつものことなので気にしないで帰り支度をした。
先に支度が終わった琉生に声を掛けられた。
「琉翔、行くよー!」
「あ、待って!」
携帯をポケットに入れ楽屋を出て琉生を追いかける。
スタッフの方々に挨拶をしながら車の駐車場へ向かった。
車に乗り込むと多忙の双子アイドル達はコンサートの話をしたあと、疲れのために次第にウトウトし始めた。
「眠くなってきた…」
「着いたら起こしてください…」
双子アイドル達はしばらく眠りついてしまった。
しばらくのあいだ……。
< 1 / 187 >