ただ真っ直ぐに、君が好き。
No.3
side美晴
今はお昼休み。
女の子の友達が全くできないから、1人寂しく、本を読んでいた。
小さい頃から本が大好きなんだ♪
特に恋愛もののケータイ小説。
小5の時に本屋さんで見つけて、そこからずっとハマってる。
本を読むと、幸せな気分になるんだ~
って、スッゴい自分の世界に入ってた!
横を見ると矢原くんがいる。
どうしたんだろう?
「なあ松野井、ちょっと良いか?」
「な、なに?矢原くん」
「こっち来て」
矢原くんにつれてこられた場所は屋上だった。
目の前にはとても綺麗な景色が広がっている。
「凄い、キレイ...」
「そうだろ」
矢原くんは得意気だ。