ただ真っ直ぐに、君が好き。

side蒼人

「ほらほら、アオも呼んじゃいなさいよ、美晴ちゃんって!」



また始まった。

母さんの世話好き。

あー、もうっ!!!

まだ話し続ける母さんに一言残して俺は自分の部屋に向かった。

もちろん、松野井の手をひいて。
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