【完結】完璧上司の裏の顔 オタクなコスプレ配信者♀、実はファンだった上司に溺愛求婚される
⑪爽やか上司の秘密の顔
ためらいつつ井村のマンションの部屋に入る。男性の一人暮らしなのに、よく整理整頓されていて、清潔だった。井村のイメージそのままだ。
──実はだらしないとか、そういうギャップはないんだな。清廉潔白男子か。ますます気が引ける。
「座って。今お茶煎れるから。コーヒーと紅茶と緑茶なにがいい」
「水道水そのままでお願いします」
「ハーブティーにしよっか。気分が落ち着くやつ」
リビングの椅子で待っていると、いい香りのハーブティーが来た。
「ハイカラなお飲み物をありがとうございます」
「ハイカラ? 高倉さんって面白いよね」
疑問に思っていたことを訊くことにした。
──実はだらしないとか、そういうギャップはないんだな。清廉潔白男子か。ますます気が引ける。
「座って。今お茶煎れるから。コーヒーと紅茶と緑茶なにがいい」
「水道水そのままでお願いします」
「ハーブティーにしよっか。気分が落ち着くやつ」
リビングの椅子で待っていると、いい香りのハーブティーが来た。
「ハイカラなお飲み物をありがとうございます」
「ハイカラ? 高倉さんって面白いよね」
疑問に思っていたことを訊くことにした。