聡明なインテリ総長は、姫を余すことなく愛したい
そう思うと、やっぱり惜しいことをしてしまったと後悔。
「それでもいいから!じゃ、カフェにレッツゴー!」
「えっ、今から!?」
予定は無いけど、急すぎてびっくり。
「もち!ほら、早く帰るよ…!」
「ま、待って彩那ちゃん〜!」
もう既に教室を出ようとしている彩那ちゃんのあとを追いかける。
なんだかんだありながらも2人で下駄箱に向うと、何やらザワついている様子。
「どうしたんだろう?」
「さぁ?芸能人でも来たんじゃん?」
「そんなまさか……」
靴を履き替えて、彩那ちゃんと校門の方に歩きながら話す。
すると、他校の制服を着ている男子生徒のような人が校門前に立っていた。
誰だろう…?と目を凝らして見てみると。