絶対に好きにさせてやるんだから!〜お嬢様は執事と恋をしたい〜
プロローグ
柏木《かしわぎ》は私の執事。

でもずっとずっと大好きだった。

今日も柏木が私を起こしに来てくれる。

「柏木」

「何ですか?鈴音《すずね》様」

「私、柏木のことが好き。付き合ってほしいの」

「え、無理です...」

「分かるわ。柏木は私の執事だもの。お嬢様の私と恋するのは色々と気になるわよね」

「いやえっと、普通に恋愛的な意味で好きじゃないです…」

「え?」

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