絶対に好きにさせてやるんだから!〜お嬢様は執事と恋をしたい〜
「綺麗ね」

「そうですね」

「そこは「鈴音様の方が綺麗です」って言う所よ」

「マジでめんどくさいですね」

「泣くわよ!」

「鈴音様の方が綺麗です」

「心がこもってないわ!」

柏木がため息をつく。

そして、手袋越しに私の頬に触れた。



「桜より可愛いよ」



私は固まったままだった。
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