絶対に好きにさせてやるんだから!〜お嬢様は執事と恋をしたい〜
両思い
半年後。

毎日が特別で、その日は突然やって来る。

「鈴音様、おはようございます」

「う〜ん・・・おはよう、柏木」

私はベッドから体を起こした。

「あ、鈴音様」

「なに・・・?」

私はぼんやりした頭で何とか答えた。



「もう俺、鈴音様のこと好きなんで」



「は!?」



「あれ、眠かったんじゃないんですか?」

「一瞬で目が覚めたわ!」

私は柏木の前に走っていく。
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