絶対に好きにさせてやるんだから!〜お嬢様は執事と恋をしたい〜
「そう、分かったわ」

私はベッドから立ち上がった。

「でも、諦めないわ!」

「は?」

「もうこれからは遠慮しないわ!お嬢様として柏木を雇っているんだから、思う存分アピールするわ!」

「もう俺、その宣言聞いて辞めたくなったんですけど」

柏木がため息をつく。
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