初恋のあの子の最大の後悔〜前編〜
ふう、小3の頃見ただけだけどやっぱ、仕事する事は大変だな。

箱を運びながら考えていると居間にいる真涼さんと目が合った。

ペコリと微笑みながらお辞儀してくれる。

確かにとても可愛らしい女の子だ。内のクラスでも必ず1位、2位になるだろう。

(女好きの叔父の色眼鏡じゃなかったな。)

でも、俺の好みって言うと違う。というか、あまり女性に興味がない性格なのだ。

そう思いながら♡マークが付いたダンボールを手に取ると、

「あっ!すいません!それ大事な物なんで自分で運びます!」
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