初恋のあの子の最大の後悔〜前編〜

引越し作業を終えた後、俺は真涼さんの部屋にストラップ返すために向かった。

トントン「すいませんー。失礼してもよろしいですか？」

ガチャ「・・・どうぞ。」

真涼さんは部屋に入れてくれた。それじゃさっそく、

「はい！これ返します！」

とストラップを渡すと、真涼さんはキョトンとした後、ビックリした顔してストラップをひったくった。

嫌、ひったくる必要ないだろ？少し不機嫌になると真涼さんは不審と警戒した目つきで

「・・・要求は？」「？要求？何も無いよ？」

「えっ？じゃ、じゃあこれ、私のだってバレない様に嘘ついてくれたの？見返りとか考えなく、ただで助けてくれたの？」

「？そうだけど？」

何が言いたいんだという目で見ていると真涼さんは物凄いビックリした赤い顔して