地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。

当然まだ赤ちゃんの桃子は、お腹がすけば泣くし、機嫌が悪いと泣く、夜泣きだってする。


それが当たり前。


しかし桃子の母親はそれが鬱陶しくてしょうがなかった。

ずっと耳を押さえて聞こえないように、見ないようにしていた。

そんな日が続いたある日‥


ついに、手を出してしまう。
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