地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。

「いつでも入っていいの?」

「あぁ、入っていいぞ」

「ありがとう!」


いつでも入ってきていいと言われて嬉しかった様子の桃子。


「ちょっとだけ待っててくれ、すぐ終わらせるから」


と言って途中だった仕事をするためにデスクへ行く。


キリのいいところまで終わらせて桃子の方を見ると、ずっとある一点を見ていた。
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