地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。

「今ならいけるんじゃないですか?」

「だな!」


桃子と赤宮を見ていた男達は席を立とうと腰を少し浮かせた瞬間、ものすごい視線が‥‥

男達はその視線の先を見ると、赤宮がこちらを見ていた。

先ほど桃子に見せていた顔とは全く違う顔をしていた。

男達はすぐさま座った。


「「((ダメだ。今はだめだ。))」」

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