地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。

少し目を覚ましたが、また目を瞑ってしまった。

ここまで起きないのは珍しい。

よっぽど眠いのだろう。


「一緒にご飯食べよ?」


そういうと両腕を前に出して


「あおちゃん.....抱っこ」


寝ぼけている桃子は目を瞑ったまま甘えるように言う。
< 136 / 297 >

この作品をシェア

pagetop