地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。

1時間くらい経って黒神の腕の中で寝ている桃子が少し目を開ける。


「起きたか?(相変わらず寝起きも可愛いな)」


そんなことを思いながら桃子のおでこに手をあて、体温を確かめる。


「まだ熱あるな、薬買って来させたから飯食べて薬飲むぞ(薬飲めば少しは楽になるはずだ)」


そしてお粥を食べさせる。

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