地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。

黒神は嬉しそう。


「ほら、抱っこ」


そうして抱っこしながら水を取りに行く。


「しんどくねぇか?」

「ん〜」


黒神の肩にぐりぐり頭をこすりながら答える。

(ねむてんだろーな。)


すぐに水が入ったペットボトルを持って部屋に戻る。


寝てる桃子のおでこに軽くキスをして黒神も眠りについた。
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