地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。

「あおちゃん大丈夫?」


ももがそれに気づき尋ねる。


「あー、ありがと、大丈夫」


と頭を撫で歩き出す。


ももは初めてこう言う場所に来るので少し緊張気味だったが、黒神が手を繋いでくれているのでもう安心。


「もも、なんか乗りたいのあったら言えよ」

「うん、でも分かんないからみんなが行きたいとこで」

< 178 / 297 >

この作品をシェア

pagetop