地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。

「ね?」

「.......」

何も言えない黒神。


「僕も寂しいなぁ。またアイス一緒に食べに行きたかったのに」

「.........」


黒神組のみんなは桃子ロスだった。
 

夢の国で撮った写真をみんなはそれぞれデスクの上に飾っていた。

癒しが欲しい時にみんなはそれを見るようになっていた。


ただ、カメラを黒神に渡したのでその写真を桃子は持っていなかった。


「.....これから忙しくなる。寂しいとか言ってる暇はねーぞ」

 
「なんのために急いでももを送り出したんだ...。」

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