地獄から救ってくれたのは極道の人達でした。
「あ、えっと、昨日はごめんな。余計なこと言って」
桃子は首を横に振った。
しかし言葉は発しない。
みんなはまた喋らなくなったのか?と思って心配する。
「俺たちで、もものこれまでの誕生日の記憶を塗り替えてもいいか?」
「.....うんッ!!」
ここで初めて4人は桃子の可愛らしい、とびっきりの笑顔を見た。
その笑顔を見て、4人は一瞬固まった。
そしてすぐに4人も、もも同様、とびっきりの笑顔を見せた。