Knight of Night





先生の吐息が熱くなる…



私は必死にあがいた……


少しでも、私の汚れていない部分を残していたかったから。



でも、無理だった。



大人の男に勝てるわけない……



堕ちていった………


地の果なんかより、ずっと、ずーっと遠くまで。



嫌だ


嫌だ


いやだ


いやだ


イヤだ


イヤだ


イヤダ


イヤダ………



汚れてく、汚れてく、汚れてく………


なんで私ばっかり…

どうして???

ずるいよ、神様……




……………………


「加南…」


……………………………


……!!!!!






勇気………………!!








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