アッシュフィールド公爵夫妻の偽りの日々と存在しない愛~あなたの愛や絆は期待していませんのでご心配なく~
闖入者
「奥様、だから無理をなさっては……」
「だから、反省しているわ。はやく、はやく続きを……」
ついには寝台の上に両膝立ちになり、クレアに迫っていた。
自分でも必死の表情になっているのはわかっている。だけど、どうしても知りたかった。
はやい話が、昨夜あの後にコリンとそういうことをやったのかどうか。それを知りたいのである。
なにせ意識が朦朧としていたような気持ちがいいような、そんな不確かな感覚しかない。
もしも事後だったとすれば、鞭打たれたところとは違う箇所も痛みがあって然るべきよね?
少なくとも、小説などで得た知識ではそうなっている。
もしかして、そういうのは個人差があって痛みを伴わないだけなのかしら?
その可能性はおおいにある。
「だから、反省しているわ。はやく、はやく続きを……」
ついには寝台の上に両膝立ちになり、クレアに迫っていた。
自分でも必死の表情になっているのはわかっている。だけど、どうしても知りたかった。
はやい話が、昨夜あの後にコリンとそういうことをやったのかどうか。それを知りたいのである。
なにせ意識が朦朧としていたような気持ちがいいような、そんな不確かな感覚しかない。
もしも事後だったとすれば、鞭打たれたところとは違う箇所も痛みがあって然るべきよね?
少なくとも、小説などで得た知識ではそうなっている。
もしかして、そういうのは個人差があって痛みを伴わないだけなのかしら?
その可能性はおおいにある。